2008年05月28日

亡くしたものを取り返しに行こう

失くしたものを取り返しに行こう、と何時も思い立つ。

そしてそれは最早取り返せないものと気付いている自分と向かい合う。

取り返せる訳が無い。それはもうとっくの昔に消えてナクナッタ。

そのナクナッタものを含んでいた筈の僕自身もまた、変質してなくなっていて、ここに居る僕は多分違う僕だし、僕は僕で有る事をやめないままに、僕自身から遠くまで行こう、と決めたんだから。

でもまぁ、やっぱり僕は僕であって、あの頃とは変わらない。
僕を作り上げた土台の部分は変わらない。僕は本質的な部分では変わりたくない。

ただ、遠くに行こうと決めた。
なくしたんじゃない。僕はそれを置いてきた。
いや、むしろ、それをそこに捨ててきたんだ。


僕がなくした沢山のモノ。
僕が捨ててきた沢山のモノ。
僕が大切に抱えていた幾つかのモノ。

失くしたから、得たものがあり、失くしたから、今が有る。
と言うことで、取り返す必要なんて無い。
失くしたことで、それは永遠に僕の中に刻まれる事になったから。

埋まらない喪失感を、新しい希望で埋めて、ただ、走るしかない。
捲土重来、
そういう性分なのがせめてもの救いか。

走る準備は、多分出来てるよ。
posted by Harvey at 16:40| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 言霊の在処 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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