2008年03月07日

森山泰行がJに帰ってきた・・・とこから中田英寿への想いまで・・・

と言う記事をスポーツナビで読んで、色々と考えてしまった。
1969年生まれ、38歳。帝京高校⇒順天堂大学⇒名古屋グランパス、この後の彼の動きはめまぐるしく、正直言ってちゃんと把握してはいなかった。

ただ、彼がグランパスにいた時代、グランパスは現在アーセナルを率いるベンゲル監督の下で、とても輝いていた。ストイコビッチが主役だったのは疑いの無い事実だが、その他にも小倉、平野、岡山、トーレス、浅野、小川にGKの伊藤、大岩、望月などなど、魅力的な選手が沢山居て、本当に面白いチームだった。まぁ当時のJでは猛烈に輝いていた、と言うことだけど。そのチームの中で森山もまた切り札的に一際光を放つ存在だったと記憶している。

そんな森山が引退したとどっかで読んで、そうかー、寂しいなぁ・・・とかんじた記憶が有るんだが、なんと復活してFC岐阜に居るとのこと。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/column/200803/at00016520.html

彼のコメントを読んで思うのは、年齢を重ねて人は変っていくし、成長して行くんだなと言うこと。何ていうか、Positiveに年齢を重ねていくことの素晴らしさ、そういう生き方が世界にどんな力を与えるか、そういうことについて考えさせられる。

そしてやっぱりサッカー選手はサッカーを愛していて欲しい。愚直でも、サッカー選手はサッカーに係わる形で世界にPositiveな影響を与えて欲しい。と、つくづく思う。

カズやゴンも、最盛期はとうに超えたが今もまだその生き方を我々に魅せてくれている。そういうスポーツ選手の直向さと言うのは、やはり心に沁みるのである。それはプロで有るが故の限界と闘い続けると言う直向さであり、同時にプロで有るが故に自分の商品価値を理解しチームやサッカー界の為に何が出来るか、挑戦し続ける姿勢でもあると思う。

野球界にも勿論そういう生き方を選んでいる人は居るし、他のスポーツ界にも居ると思うので、これはサッカー界特有のことじゃないけど、それでもやはりサッカー界ではこういう選手の生き様の多様化が凄く進んできている気がする。福田健二の行き方しかり、広山望も鈴木隆行も。

話がいきなり中田英寿に移るけど、やっぱりそういうときに思いが言ってしまうのが中田のこと。彼が賢いのも分かるし、期間限定の美しさと言うのも分かるんだけど、あのタイミングが本当に彼の引退のベストだったとは思えないんだよね・・・。
彼の選手時代の功績を何一つ傷つけるものではないのだけど、すっぱりサッカーと縁を切って、自由人を気取っている様に見える今の彼を僕はあまり好きになれない。まぁそんなの彼の勝手だからいいんだけど。
大好きな選手だったが故に、サッカーを簡単に捨ててしまったことが悲しいのだと思う。まるで僕自身が、一ファンとしての僕自身が、捨てられてしまった様な、そういう喪失感が反感に変わってしまうということなんだと思う。

サッカー選手がサッカーをやめたらただの人。

そういう風に彼のことを評してしまう自分がいる。これはとても寂しいことだ・・・。うーーん。
posted by Harvey at 10:00| ニューヨーク ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | サッカーにまつわること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
畑は違いますが、王さん、長島さんはプレーに自分の感覚とズレが生じた時、引退を決意したそうです。中田さんはただそれが年齢的に早かっただけだと思うんです。みなさん自分に厳しいだけ。
例えば相撲。横綱は負け越せば引退ですよ。


Posted by ^^ at 2008年03月08日 08:36
コメント有り難うございます。仰るとおりです。そして、僕もそれはホントよく分かるんですよ。例えばマイケル・ジョーダンなんか、その最たるものだと思います。しかも彼は野球に挑戦しましたよね。その後に。

中田英寿というプレイヤーが僕は本当に好きだったので、彼が居なくなったことが悲しいし、出来ることならば、彼の遺産を日本のサッカー界に残して欲しかったんですね。今の選手達に彼が伝えられる事って沢山有ると思うんですよ。それをしてくれないのが残念だと感じます。彼くらいの選手なら、背中を見せるだけで沢山の選手を変えていくことが出来ると信じるから、尚更なのです。まぁ何れ戻ってきてくれるかも知れませんが。確率は相当低いでしょうが。
自分に厳しいという点を否定する気は有りません。ただ、プレーを続けている選手達も別の意味で自分に厳しいと思います。野球で言えば、野茂も桑田も頑張ってますよね。まぁ人それぞれですね。
そして僕の思いと言うのもまた、それぞれの思いの中の一つと言う事かなと思っています。ちょっと言い訳がましくてすいません。
Posted by Harvey at 2008年03月09日 09:34
中田さんは代表や海外でのプレーでずっと「背中」を見せ続けてきました。
ですが、集大成のドイツW杯、中田さんと他の選手達と年が近過ぎたためか、見習うどころかただただ対抗しただけとしか見えませんでした。
中田さんは「海外でどうやってサッカーをやるか」を10年追求してきた人ですから、綺麗に整備されたピッチ、Jリーグの審判、温い練習などを見れば、そういう日本の環境で「サッカー選手」をやりたくなくてもしかたがないように思います。

昨日、中山選手のインタビューを見ました。
彼は、どれだけ長く選手ができるかに挑戦しているんですね。カズはモバイルで、自分がサッカー選手を続けていられるのはスポンサーがついてくれているお陰(自分を十分にオーバーホールできるお金があるという意でした)でもあるとの主旨のコメントをしていました。
中田さんはHPで会員に自分にどんなプレーを望んでいるのかアンケートを取りました。
「ペルージャ時代のプレー」
ファンの答えです。この答えに、もうファンの期待するプレーは出来ないと判断したのではないかと思っています。
期待されるプレーが出来ないならプロとしてやっていく意味がない、というようなコメントをしていたことがありますから・・・。

前園さんとの対談では日本のサッカーをどうしたらいいのか話していましたから、いつかきっと日本のサッカー界に大きく貢献してくれますよ。期待に応えようとする人ですから。
旅をしてみて、サッカーというものが自分にとって感情的にもどれほど大きいものだったのか気付いたそうです。
サッカーをやめたらただの人、だということの裏返しでもありますよね。
しつこくコメントしてすみません。
私は「選手であればどんな状況で続けていてもいい」というのは良しと思わないので・・・
いろんな考え方がありますね。本当に長々失礼しました。

Posted by ^^ at 2008年03月09日 20:39
いえいえ、とんでもない。色々と私の知らない情報を有り難うございます。
僕自身もドイツで本当に闘っていた様に見えた選手は中田英寿選手と川口能活選手だけだったんですね。特にブラジル戦はスタジアムで見ていて、中田選手のプレーと他の選手達のプレーに闘志という点で大きな差を感じました。だからこそ、彼の巨大な遺産を継ぐ選手が居ない様に感じて寂しいのかも知れません。
選手として続けて欲しい、と言う希望だけじゃなく、指導者としてでも何でもサッカーに係わって欲しかったので、もし戻って来てくれる日があればそれはとても嬉しいですね。
プロフェッショナルなスポーツ選手のキャリアの閉じ方は本当に難しいですね。でも、真剣に中田氏がプレーを止めることを選んだと言うのは理解出来ますし、リスペクトしています。寂しいけど(笑)
Posted by Harvey at 2008年03月11日 09:45
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。