2005年10月08日

テロと闘う世界って?

現在NYは地下鉄テロの恐怖に向かい有っている。

とは言っても、何と言うか、表面上はほとんど普段の生活と変わるものは無い。

地下鉄の駅(特にペンステーションやグランドセントラル等の地下鉄以外の電車も乗り入れるターミナル駅)に警官が溢れ、地下鉄の中に私服・制服の警官が巡回していたり、普段より少し乗客が少なかったり、タクシーが全く捕まらなかったり、その程度である。
いや、これでも結構インパクトあるか。

でも、日本だったらきっと凄いことになるよね。
会社が休みになったり、学校が休校になったり、するかも知れないし、一日中テロの話題で持ち切りになると思う。
テレビなんか特番を組んで、一日中テロに関する情報とか、イラク戦争の経過とか、そういうものを延々と垂れ流すんだろうと思う。しかもどのチャンネルも同じ様に。

でもNYではそうはならない。
いや、今日の最大のトピックでは有るし、皆興味も、不安も有るとは思う。
そして、それなりに最大限の警戒はしていると思う。例えば地下鉄は一応避けようとか。

でも、日常を変える程の慌て方はしない。
そしてマスコミも不必要な特集をしないし、煽り立てない。広大なアメリカの地には、他にも沢山ニュースが有るのだ。そして、マイペースなケーブルのチャンネル達はジャンル別になっており、どんなにややこしい状況でも自分の役割を果たし続ける。
因みに今日は午後になりヤンキースのプレイオフの方が大きいトピックになりつつある。

何故か?
正直言ってよく分からない。ただ、幾つか考え方は有ると思う。

1、起こるか起こらないか解らないテロに備える時間がもったいない。(ニューヨーカーは忙しいのだ。)
2、テロなんかより、俺の仕事の方が大事。つーか、そんな奴らの相手より、俺は俺の仕事しないといけないのさ。(ニュースのインタビューに颯爽と答えていたスーツ姿の白人。)
3、もう何か慣れてきた。今回のはちょっと物々しいから少し気をつけよう。でも、地下鉄は乗らないと仕事いけないし。お金勿体無いし。タクシーとか乗るのは。

何かバカとケチとワガママばっかりだな(笑)

4、テロと闘うという事は、テロの恐怖が有ったとしても、日常生活を日々と変わらず過ごすことである。(やせ我慢にも聞こえるが、正論であり、愛国者の意見。でも、死んでも誰も表彰してくれないし、家族を養ってもくれない。愛国者と正義漢は本当は大変なのだ。僕自身も心の中はこの意見だが、実行は半々。だって、ここ僕の国じゃないから。僕には僕のやりたいことがあるし。)

5、NYPDやFBIが何とかしてくれるだろう。(これは日本では考えられないことだが、あまり思ってる人いないんじゃないかな。いや、いると思うけど、少ないと思う。だっていい加減だもの。抑止力にはなりえると思うけど。)

何か書き疲れてきた。
取り敢えずこんな感じでしょうかね。

因みに、地下鉄を使わない、と言う選択肢はかなり厳しい。
何故なら、マンハッタンで働く人々、学ぶ人々、マンハッタンに住む人々は車を持っていないか、若しくはマンハッタンに車で乗り込んで来ない、ことが普通だ。駐車場代はバカにならないし。
地下鉄がテロで危ないなら、バスもダメである。そうすると残された道はTAXI。
だが、こういうときはTAXIは捕まらない。皆同じこと考えるからね。
そして、今日は一日中ぐずった天気で午後から雨。雨が降るとますますTAXIは捕まらない。その上に今はオイルの値段が猛烈に上がっていて(カトリーナの影響大)TAXIの運ちゃんたちは儲けが減りまくっているので休んでいる奴らもいるとの噂。
TAXIは捕まらない。
TAXIは日本よりかなり安いけど、地下鉄やバスに比べれば何倍もする、贅沢である。
だが、10ドルをケチって地下鉄で死んだら、それもまた結構切ない。
日ごろの稼ぎや蓄えはこういう日に使うのだ。命を守ると言うリスク管理にお金を掛けるのは決して愚かではないと思うから。
ま、自己弁護ですが(笑)

そんな訳で、本日は地下鉄を使うかTAXIを使うか、ジレンマでした。
朝はTAXIを求めて20分以上歩き、断念してバスに乗りました。
帰りはTAXIを求めて30分以上歩き、もういいだろ、とTAXIをゲット。
無事帰宅致しました。

まぁ考えすぎとも言えますが、もし死んだら、バカ呼ばわりされそうなので、リスクヘッジです。モノは言い様だなぁ・・・
posted by Harvey at 08:48| ニューヨーク ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | NYで感じること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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