2007年05月27日

日本は豊かであった

今、久々に日本にいます。

とは言っても、先週からの数日間、詳細は言い難いので言いませんが、色々と事情が有ってずっと一箇所に缶詰になっていて(実質軟禁状態と言うか自分自身の機動力がゼロと言う特殊な状況)あんまり何もしていません。ただTVを見てる(笑)

ただ、最初の2日間、限定されたエリアを歩き回った感想ははっきりしたものだった。

日本は呆れるくらい豊かな国だった。
何て言うかもう、驚異的に豊かな国だった。

人とモノが溢れ、飯は超美味い。
駅ビルの中のトンカツ屋ですら、キャベツにかけるドレッシングはノンオイル(しかも味も美味しい⇒アメリカではローファット=死ぬほどマズイ)だし、ナプキンも箸も全部再生素材を使ったエコ商品。で、肝心のトンカツは美味しいし、ご飯もキャベツも味噌汁もお代わりOK。

本屋には雑誌が溢れかえり、しかも見たこと無いのが沢山(笑)

病院では受付の女性は笑顔を絶やさず親切に対応してくれるし、看護婦さんもお医者さんもまるで客商売の様に丁寧且つ親切である。。。
しかも女性は皆キレイにお化粧してて可愛い、ことが多い。
確かにNYの病院も結構いい病院に行くと受付のねーちゃんたちは皆凄い可愛かったりキレイな格好してるけど、サービスは正直そんなに良くないし、愛想もあまりよくない事が普通だ。

まぁ、それだけじゃなくって、ありとあらゆる物が溢れまくる街の中。駅の中にも駅の外にもコンビニがあるし、売店もあるし、吉野家もマックも呆れる位沢山あったし。

新しいビルは建ちまくってるし、中には高級な店やレストランがあって、しかも商品やメニューはかなりの高品質、雰囲気も良い、でもお客はそこまで居ない、、、と言う店もあったけど、とにかく僕の感想は死ぬほど豊か、で、飽和している、と言うものだった。


一方でTVのニュースでは毎日殺人事件と、馬鹿げた司法の話、馬鹿げた政治の話、ばかり。

物質的に豊か、精神的には枯渇、その二面を非常に感じるここ1週間だった。

日本は僕の想像よりも豊かな国だった。それは5年前には見えなかったし、体感していてもそういう風には感じなかった。

いまやNYよりも遥かに物質的に豊かであるに違いない。

だが、遥かに精神的に未熟であり、多様性に欠け、実質的な議論が無く、無意味で本質を常に御座なりにする、抜本的に物事を変えていく気の無い、不愉快極まりない国がそこにはあった。
個人個人の能力が高く、粒揃いの労働力と、高い技術、目の肥えた顧客(粋かどうかは別の問題だが)、コレだけの物が揃っていながらこの国には明らかに大局観と国家的戦略が欠けているし、政治と教育とメディアと司法に多くの欠陥を抱えている。
文化的にも大切なものを沢山喪っている様に見える。
何よりも、日本人自身が、非常に脆弱な生物になって来ている様に思えてならない。


日本は豊かである。
そして日本はやっぱり駄目だ。

無事是幸い。
平穏にこそ価値が有る。
事なかれ主義。

日本は何も変わっていない。

僕はやっぱりこの国を壊したい。全てを壊すことは多分僕の人生全てを懸けても出来ないだろう。だから自分のやり方で自分の立場で、壊して作る。ソレが僕の生きる道だ。
その方法は引き続き考えていくことになるのだろう。

残りの日本滞在では沢山の友人と話す機会も有ると思う。
その中で何か、日本の希望が見たいと切に願うが。
posted by Harvey at 17:23| ニューヨーク ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記みたいなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
空を見上げればやたらヘリが飛んでるなと思った昨日は、会社の近くでひとつの大きな自死事件があったのでした。

これも海外生活者がみたら、奇妙なニュースということになるんでしょうね。

その日、その人の部下がドサクサに紛れて痴漢で逮捕されたりもしてましたけど。
Posted by ken at 2007年05月29日 10:11
お元気にされてますか?僕は日本に帰国した時に、なぜか違和感を感じます。そして、長く滞在すると良くも悪くもいつの間にかその生活に溶け込まれているんですよね。この違和感は何でしょうね?

昨日の訃報は何とも言えないですね・・・。最近、政治や経済など含めて我々はどこへ向かっているのかよくわからないですね。将来、いい方向にぶっ壊して下さい。Harveyさんの宿命だと思います。それではまた遊びにきます。
Posted by cosi at 2007年05月29日 10:45
Ken君コメント有り難う。
日本人は凄く古い体質(いいところも勿論あるのですが)のままで、でも世界はどんどん国境を越えてきている訳ですよねぇ。今までの日本のやり方じゃ、外側には通用しない訳です。そういうのを、政治家も官僚も理解していないのは何でなの?と思うけど、でも、学校で政治家や官僚の卵の方々を見ていると、勿論例外の人も沢山いるし、好きな人もそこそこにいるのですが、頭を抱えたくなる様な人も結構居て、何ともいえません。どうしてなんだろうね。ほんとそろそろ覚悟して欲しい。

COSI君、久しぶり。コメントどうも有り難う。ほんと、違和感は有りありですな。そこには激しく同意します。楽しい部分も沢山あるのだけど。破壊と創造は日本社会の永遠のテーマなのかなぁ・・・。近い内に是非NYで会いましょう。
Posted by Harvey at 2007年06月12日 01:06
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