2006年06月02日

失うモノなど本当は何も無い

人間は何かを持っていると思っている。だから必死で守ろうとする。
だけど本当は何も持っていない。全て仮初めの所有物。
そう、人は必ず死ぬ。人の世界に永遠は無い。
人の命が有限ならば、間違いなく人間は何かを一時的に所有するだけである。
一時的に所有することを持っていると解釈することも勿論出来る。だけど、実際それは凄く儚いものだ。

ある種の人間は常に安定しようとする。だから必死に社会の変化に抗おうとする。
だけど絶対に抗いきれない。我々は所詮世界の1構成要素。
そう、人は必ず変わる。人の世界に永遠は無い。
人の生き様が不変であれば、一部の人間は太古の昔のサルのままであるかもしれない。
それは大袈裟だとしても、人は変わりながら生きて来た。

変化を恐れる。それはきっと農耕民族だけでなく、世界中の普通の人間なら程度の差こそあるだろうけど存在する感情ではないだろうか。
ちょっとした変化で体調を崩したり、実力を発揮できなくなることも、普通のよくあることだ。

生活する国を変えるという決断をもし迫られても、環境を変えたくない、と言う理由だけは使いたくない。
そういう気持ちがある。
変化を恐れるな。
リスクを恐れるな。
使用言語の変化、食生活の変化、人間関係の変化、住環境の変化、文化的環境の変化。
それらは全て新たなる刺激であり、大きな機会であり、自分自身が得難い経験を積める好機である。
通じない言葉ですら懼れるには足らない。そんなもの慣れ過ぎている。
怠け者の僕だから、直ぐに安穏とした日々を求め、直ぐに寝転がって眠ろうとする、そんな僕だから、敢えて行くべきだろう。
環境の変化と闘うとき、人はその能力を限界近くまで引き出す必要がある。正面から向かい合うという条件付だが。
だから価値がある。
だから意味がある。
そして失うモノなど何も無い。

変わらなければ死んでしまう。そう言っていたのは誰でもない、僕自身である。

posted by Harvey at 08:24| ニューヨーク 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 言霊の在処 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/18725191
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。