2007年10月26日

出る杭は打たれる

日本社会の醜悪な一面。出る杭は打たれる。僅か20歳くらいの若者をメディアがここまで叩く必要が有るのか。

結局のところ、事態を悪化させ、騒ぎを大きくしているのはメディア自身ではないのか。それだけ暇なのか。暇なのならば平和な日本だからこんな事になるのか。ということは日本はやはり平和ボケなのか。いや、マスコミだけがボケたままなのだろう。ここまで来るとマスコミの腐敗と醜悪さに多くの人間が気付いているが、当人達は気付かないのか。




亀田興毅と彼の父への思いを、メディアが蹂躙する権利は無い。
それは彼の中のモノだ。他者に語る必要の無いモノだ。
記者会見とは誰に対するものか、ファンに対して語るモノではないのか。ならば、メディアの質問に何故答える必要が有ったのか。それは彼らがファンの代弁者だった時代が有ったからだろう。だが、最早彼らはファンの代弁者足り得るのか。いや、全く持って、メディアはメディアのロジックで勝手に走っている。むしろ彼らはファンを煽り、対象者を助長させる。そんなメディアを僕は心から醜い存在だと思う。そんなメディアの前で行われる記者会見には既に意味が無い。日本からこの愚かな儀式=カメラの前で頭を垂れる事で贖罪が行われると言う形式的な儀礼が無くなる事を心から祈る。あれほど意味が分からない・無意味な光景はないし、恐らく日本の特徴的な部分だろう。もう、共同体は壊れてしまって居るのに???幻想の共同体に頭を下げるのか???


亀田興毅に浴びせられたフラッシュが彼の心にどれだけの傷を付けるのか。願わくばこの若者が前向きに反省しながらも強く逞しくなってくれることを祈りたい。

メディアが愚かであり、最も制裁を受けるべき存在ではないのか。
その方法は簡単で、メディアを無視すればいいのだが。
posted by Harvey at 22:44| ニューヨーク ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記みたいなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月21日

時間が全てを癒すのか

消えない傷痕が胸の奥にあるとして
その傷痕は消えないけれども、痛みは徐々に癒えていく。

傷痕は残るけれども、それを直視しなければ、本人すらそれを忘れていく。

そうして人は辛く悲しい記憶から訣別するなり卒業するなりして、再生していくし、そこまでの鈍さなのか強さなのかを持たない人達はその痛みに苦しみ続けることになる。ただ、苦しみ悲しみも人それぞれだし、戦争などの様な圧倒的な暴力を体験した人々の苦しみは、本人が如何に強い心を持っていても、痛みを引き摺るのが普通だろう。

一般的に言われる様に、「時間が全てを癒していく。」
これは真実だ。が、僕は容易にそれを受け容れたくない。

人間は忘れることが出来る生き物だ。悲しみを忘れなければ生きていけない。そうも言われるが、僕は容易にそれに屈服したくない。

苦しみと悲しみの時間が僕を育ててくれた。
あの闇が僕の中にあるからこそ、僕は今こうして生きている。
僕はもう、この痛みを無しには生きていけない。

だから時々傷痕を指で辿って思い出す。あの日あの場所で、壊れてしまった僕の、あの傷付きやすかった心を思い出す。
そして全ての結果は自分自身の選んだ道と改めて知るのだ。
そしてこの痛みを思うたび、僕の中で忘れかけられていた小さな火種が燻り始める。

忘れてはいけない。
悲しみも、苦しみも、あの時背負った覚悟も、自分で決めたことも。
手を差し伸べてくれた人が居たことも、僕の心を踏み躙った人が居たことも。
僕は忘れない。

痛みを抱いたまま、僕が自分で選んだ道を僕が自分で選んだ方法で走る。
僕を突き動かすものは、この怒りと、理不尽なこの世界への復讐に燃える狂気に他ならない。

僕はそんな風にしか生きられない。
posted by Harvey at 22:40| ニューヨーク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 言霊の在処 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最近のサッカーライフ

いきなり全然違う話で恐縮ですが。
最近のサッカーライフがかなり激しい。

ここ数年間、毎週定期的にインドアサッカーをしてきたワケですが、今年はメンバー不足を理由に半年くらいチームが休眠してた。

それがこの9月より復活。非常に嬉しい。
However,
最近突然別のサッカーチームにも人手不足なのでお誘いを頂き、さらに学校のジムでのインドアサッカーにも来いとクラスメートからお誘いを頂いている・・・。

週3でサッカーすか????

うーーん、正直部活じゃないんだから、無理、と言いたいところです(笑)

でも、人生でこんなにサッカー出来る期間はもう来ないかも知れない。そう思うと飲むより何より、サッカーじゃねぇか、と思うわけです。

でもさすがに34歳にもなるとですね、スピードが落ちるね。かつては100Mを11秒台ギリギリで走れたはずなのに、今ではきっと13秒台も危うい気がする。日々筋肉が落ちておなかが出てきている気がする。癖になっている捻挫が直ぐに悪化する。
と言う事で、日々衰えていく自分自身を突きつけられると言う切ない時間でもある訳です。かつては無限に走れたスタミナも、やはり日々のトレーニング無しには維持出来ない(当たり前だが)。

でもまぁ、最近代表クラスでの経験が有ると言う超有望新人が加入したこともあり、インドアサッカーは連勝中です。1人凄まじく上手い子が入っただけで、サッカーってこんなに変わるんだなと。他の選手たちまでもが変わってることが凄い。僕もボールが来ると思ったら、普段より走る事を厭わないモンなぁ・・・

そんな訳ですが、僕はサッカーあまり上手くないです。残念ながら。
かつてはそれを体力と下半身の粘り強さでカバーしてたのに、いまや・・・
posted by Harvey at 00:07| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカーにまつわること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

未熟者を祭り上げては血祭りに上げる、日本社会に未来はあるか

亀田大毅の一件には正直うんざりした。とか言いながら、YOUTUBEを駆使して問題の試合も満たし、リフレインされる父親と兄の発言も聞いたし、その後のワイドショーの特集やら、謝罪会見やら一通り網羅した。

安倍前首相の辞任には腰が抜けるかと思うほど驚いた。職を懸けると言った人間が数日後に辞任するとは何事か。気がふれたのか、と思ったら本当にかなり終わっていたようで、ここはニュースや識者のコメントと大差ない感想である。

朝青龍の問題は、相撲協会と言う組織や親方の指導力だけではなく、もっと大きな病巣を感じさせた。

上げればキリが無いが政治家とスポーツにこういう恥ずべき事態が多発している。

ハンカチ王子、ハニカミ王子、数限りなく生み出される幻想のヒーロー達は何れもまだまだ未熟な少年達だ。

僕自身が今の日本社会が病んでいると思うのは、こう言う未熟者達を寄ってたかって有り難がり、凄まじい勢いで消費して、そして一旦何かが起これば社会全体で血祭りに上げると言う現象が止まらないことだ。

亀田大毅は何故記者会見をして謝らねばならないのか。誰に謝るのだ。
亀田大毅は内藤大助に直接謝罪した。それだけがすべき事だ。

朝青龍が仮病ならば、何故それを証明もせず、情緒的な問題だけで処分するのか。暗黙の了解を外国人に求める度量の狭いこの社会は不愉快だ。

亀田大毅は18才の小僧に過ぎない。朝青龍も横綱とは言え所詮27歳でまぁ結構オトナだがまだ若く、人間的にはもっと未熟だろう。

安倍前首相はいいオトナだが、全く持って政治家としても1人の男としても未熟で幼いお坊ちゃまだった。ハンカチ王子は高校卒業したばかり、ハニカミ王子はまだ高校生だ。問題発言をしたとバッシングされた若い女子プロゴルファーもいた。

やや焦点はずれるが、例の弟子が死亡した時津風部屋の親方も、どうやら正直言って、他人を鍛えるには未熟過ぎたのではないか。

愚かな大手メディアは未だに視聴率と言うバカな数字を稼ぐ為に、愚かな策を練り、それを視聴者に押し付ける。視聴者は、@気付かずに楽しめる者、A違和感を感じながらも垂れ流されるものを受け容れる者、B価値が皆無のこういう情報を自らシャットアウトしてメディアから離れていく者、などに大きくは3分されると考えられるが、その数字の内訳はどんどん変わって行って居るのではないか。既にAとBの数が@を圧倒しているはずだ。

にも拘らず日本社会はまだ未熟者を祭り上げ、彼や彼女が失敗すると血祭りに上げる。メディアだけでなく、全ての人々が叩く。バカな話だ。

問題は個人に有る場合もあるが、それは限定的だ。
問題の根はもっと深い。

未熟者が血統と周囲の保身と義理による後押し、そして世論の雰囲気だけで、何の準備も、十分な実力も無く、誰もが一目置くような学歴も実績も無く、総理大臣になれる国はバカげている。
差別発言を繰り返す、愚かな男が、血筋と親しみ易さと経験を武器に、総裁選に出れる様な政党は腐ってるし、神の国等と言う、時代錯誤且つ、戦後の全てを否定する様な言葉を平気で民衆に吐き、それを恥じない様な政治家が隠然とした発言力を持つこの国の政治は狂ってる。彼らもまた、政治家として余りに未熟なのではないか。

心技ともに未熟な18才の若者を33歳の幾多の苦しみを乗り越えてきたチャンピオンに本気で勝てると思ってリングに上げたのか。

未熟な者が分不相応な場所に居るのには2つ可能性がある。日本的な血統や義理人情によりその場所に据えられた場合と、大衆には幻想を与えメディアには食い扶持を与えるが故に世間に祭り上げられた場合だ。安倍前首相の場合はその両方があったから総理になれたのだろう。

確かに限定的な実力はあるだろう。だが、何れも共通するのは老いたオトナ達が若者を搾取して消費する悪意に満ちた意図と構図だ。

周囲のオトナ達が愚かならば亀田兄弟の様に辱められ、周囲のオトナがまともならば、石川遼の様に道を外さない。もし、石川遼と一緒にコースを回った先輩ゴルファーが金の為にマイクを付けることを承諾していたら、事態は考えられないくらい悪化し彼の未来すら大きく捻じ曲げたかも知れない。だが、この策略は余りにもそのゴルファーの誇りを蔑ろにするものだったに違いない。間違いなく、スポーツを愛さないものが係わったとしか思えない一件ではあった。

何れにせよ、未熟者を祭り上げるこの社会は狂ってる。何時まで村社会のつもりなのか。もう村社会など崩壊していると言うのに。世間に謝罪しろとは何か。その世間に心の繋がりなど微塵も無いではないか。

先方に立つのはメディア。支えて居るのは視聴者だ。

この社会を変えるには、メディアに騙されないことは必須条件だ。特に日本の大手既成メディアには、心あるジャーナリストやプロフェッショナルも数多く居るが、その経営戦略が既得権益に依存するが故に、彼らもまた迷いの中に居る、若しくは迷い無く狂って行く。

日本人はもっと自分自身のことに一生懸命になった方がいい。
我々が豊かで有れる時間があとどれくらい残って居るのか、僕には自信が無い。だから、必死で日本を変えていくべきだ。この国はこのままでは、住んでいても怖ろしく退屈で物質的精神的に貧しい、幸せな国に成り果てるだろう。
posted by Harvey at 02:39| ニューヨーク 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

軍事政権とは如何なるものか

下添の産経新聞のミャンマー関連の記事について。本件に対する、政府の対応は近頃に無くバランスが取れていて、相応に迅速であり、個人的には評価出来る。大手メディアの不甲斐なさが際立つとも言えるのだが。

しかし、軍事政権というモノが如何なるものであるか、と言うことが良く分かる。都合の悪いことは隠蔽し、証拠は滅却。反対するものには武力により制裁を加える。軍事独裁国家と言うのはやはり怖ろしいという事を感じるし、その様な理不尽さ、不条理さには深い悲しみと怒りを禁じえない。

北朝鮮もまた、軍事独裁政権と呼べる存在。
そして太平洋戦争に突入していった日本政府もまた、軍部により乗っ取られていた政権であり、軍事独裁に近い姿であった。

護る為に武力は必要。
民主化が全てではない。

しかし、やはり理不尽に命を奪い、その恐怖で人を統べると言う古いやり方は人間の理性を否定するものではないのか。そんな疑問を感じながら、日本と言う国の平和さを有り難く感じ、日本人の平和ボケを情けなく感じるのです。


「政府、ミャンマー軍事政権にビデオ返却要求」

10月1日11時39分配信 産経新聞

 町村信孝官房長官は1日午前の記者会見で、ミャンマーの反政府デモを取材中に射殺された日本人ジャーナリストが殺害時に使っていたビデオカメラが返却されていないことについて、「ミャンマー側はすべての遺留品を返還したと述べているが、確認を求めている。(ミャンマー訪問中の)藪中三十二外務審議官からも関係者に強く要請する」と述べるとともに、ミャンマーの民主化や人権状況の改善などを引き続き求める考えを示した。また、町村長官はミャンマー側の医師による「検視結果」を公表。「20センチ以内から撃たれた場合に見られる銃口からの炎によるやけどの跡も、1メートル以内からだと皮膚に付着するとされる火薬の粒子もなかった」などと至近距離からは撃たれていないことを示唆していることを明らかにした。これを受け、町村長官は「別途分析する必要がある」と述べ、遺体を日本に搬送した上で改めて検視する方針を示した。
 また、高村正彦外相は1日の外務省のミャンマー情勢に関する連絡会議で「冷静な対応を求めていたのに、ミャンマー政府が強圧的な行動に出たのは遺憾だ」と批判した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071001-00000909-san-pol
posted by Harvey at 12:31| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記みたいなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。