2007年06月28日

ZARD = 坂井泉水 = 僕の青春時代の終わりの頃

坂井泉水さん(=ZARD)がちょっと前に亡くなりました。

僕はもう1枚目のアルバムのCD(Good-Bye My Loneliness)が出た頃にジャケ買いして、もうかれこれ何年なのか分からないけど、1991年の発売の様なのでもう16年前???か・・・

僕は当時高校生、色々なアイドルが世の中に居る中で、僕にとっては坂井泉水がもっとも美しい女性に思えたし、更に彼女の声も好きだったり、ちょっとヤボったい感じの服装も好きだったりと、まぁ、すっかり好きだった訳です。って言うか、僕のタイプの女性がそのまま出現した様な感じです。高校時代の僕に。

彼女とカラオケに行ってもZARDばっかり歌って貰ったりしてた気がする。
特に高校時代の終わり〜大学時代前半は僕にとってZARD全盛期だった。

正直「負けないで」は余りにもストレートな応援歌だったから恥ずかしくって聴いてられなかったし、歌ってられなかった(笑)

僕が好きだったのはもっと切なかったり儚かったり懐かしかったり甘酸っぱかったりする、心の中の奥の方の、自分自身でももう忘れてしまった小さな箱の中に入ってるおぼろげな記憶を刺激したり想像を掻き立てたりするような、そういう曲の方だ。

同じ経験はしていなくても、心の揺れ方とか、僕にとっては結構リアルに感じたり、してた。

何より彼女の声が好きだったし、結構ブルーな夜に彼女の歌声で何となく癒されたりしてた記憶がある。

この世界から消えてしまいたいくらい情けない思いをして、友達にも無理矢理聴かせて二人で夜の246辺りを運転しながら、可愛い声だなぁ・・・とかって現実逃避してた記憶が有る様な無い様な。

いつか坂井泉水さんの様な女性と出会いたい、と思い込んでいた様な居ない様な。いや、願っていた気はする。それくらい好きだったなぁ・・・

僕にとっては間違いなく青春の一時代のある部分を占めていた存在でした。彼女の存在が、僕の中に確実に生きていた時代がありました。
その時代が終わり、時が経ち、アメリカに渡り、ZARDを聞かなくなった。

そして突然彼女の死を知った。
他の多くの人と同様に僕も彼女が癌で闘病していたことも知らなかった。
余りにも突然、彼女はこの地上から消えてしまった。

切ないとか悲しいとか、可愛そうとか残念だとか、そういう言葉は出てこなかった。衝撃が大き過ぎると人間は鈍くなるんだと思う。特に僕は衝撃が大きければ大きいほど冷静に対処しようとする傾向がある。

ただ、僕の好きだったあの時代が、あの暗黒の学生時代が、本当に遠くの彼方にいってしまったんだな、と思った。
坂井泉水と言う人が、僕のあの、心が爛れる様な学生時代の象徴だったんだというコトを今更知った。

しかも日本の古くからの友人達からは軒並み、「オマエの好きだったZARDが死んじまったな・・・」と言われまくり(勿論メールも含め)ソレくらい僕がZARD命だったことを思い出させられた。

さよならZARD
さよなら僕の青春

坂井泉水さんのご冥福を心よりお祈りします。
本当に有り難う御座いました。

僕が好きな曲は
「遠い日のノスタルジア」
「好きなように踊りたいの」
「あの微笑を忘れないで」
「Don't you see!」
「もう少し あと少し…」
「サヨナラは今もこの胸に居ます」
「この愛に泳ぎ疲れても」
「こんなにそばに居るのに」

ダメだ。選べん・・・
ほとんど全ての曲が好きだったデス。全ての曲に何かの記憶の切れ端がクッツイテルのデス。

こんな風に1人のアーティストを好きになることはもう二度とないでしょう。僕の年齢がそれを赦さないに違いないから。

posted by Harvey at 09:21| ニューヨーク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

エリア88

今、久々に日本の実家に戻っています。

で、本棚には僕の愛する漫画達がズラリ。しかし正直言って余り読む時間が無い。。。でも、読みたい訳です。ので、白羽の矢が立ったのがエリッパチこと「エリア88」なのでした。

エリア88、凄いジワジワと響いてくる作品です。
僕は基本的にメカ系、戦記系、ともに好きです。
更に、男達の友情や誇り万歳系も大好きです。

スコラ漫画文庫と言う文庫版で13冊と手頃な分量だし、最近の少年漫画の様に無駄に長くは有りません。長いのが悪くは無いけど、長いと連載当初からのファンはどんどん歳を取って行き、最後まで見届けることの出来ない作品となってしまう懸念があるのです。特にワンピース・・・は今黄色信号ですな。僕にとっては。

それはともかく、エリア88。出生の秘密までもが絡み付いている(後半で判明)親友に裏切られ、中東の外人部隊に売られた主人公が、戦闘機のパイロットとして日々その手を血に染めて、ただただ生き残る為に闘う前半と中盤。そして自らの意志で全ての決着を付けるために戦場に舞い戻った終盤。

脇を固めるパイロット達のメンバーも地味だけど魅力的だし、戦闘機も格好良くて、すげー燃えます。燃え燃えデス。
地上空母とか、鼻血でそうです。

戦闘機での戦闘シーンも多く、メカ好きにもかなり人気の有った漫画だったと記憶してますが、個人的に結構好きなのはアフリカで傭兵として戦った話です。これもまた結構アドレナリンが出るのですな。

物語は終盤凄まじい加速度で展開し、テンションは上がりっぱなし。

金で雇われている筈の外人部隊の傭兵達が、男の尊厳を護る為に闘いの中に身を投じていく姿は男には命を懸けてでも護らねばならない、形にならない何かが有るのだと教えてくれる様に感じます。

心臓がビス止めで、血管にジェット燃料が流れている、そういわれる様なプロの人殺しの戦闘機乗り集団の集う場所、エリア88・・・

物語の奥底を流れ続けたテーマに沿うように、この物語は悲劇で幕を閉じたと僕は思います。悲劇の中にささやかな希望を残してという感じ。

まだ未読の人には是非一読をお勧めします。
作者は新谷かおるさんですな。
posted by Harvey at 03:51| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記みたいなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月13日

超えて行く

人生には必ずターニングポイントが有る。

何度も何度も限界の壁にぶつかり、悲しみの淵に沈む。

知らず知らずの内に諦めて匙を投げたり、力を出し惜しみ自分を慰めて満足したりする。

普段はそれでいいし、全ての問題や苦難を克服できる訳が無い。普通の人は。稀にそれの出来る超人的な人も居るが。

でも何れにしても、何処かで絶対に正面から物事に対処しなければならない時が来る。正面から問題や困難にぶつかり、闘うべき時がある。

男にも女にも、それぞれ腹を決めて闘うべき時がある。

超えて行く、必ずソレを超えて行く。
そういう覚悟を腹に据える。武器は覚悟。
そういう意思をブレさせない背骨は分別。
そういう気持ちを持続するエネルギーは憎悪と希望。
そういう意地を保つ最後の砦は責任感と自信と自意識。

そして、今こそがその瞬間と、闘うべき時を見極められるか否か、其処で人生は変わって来るのかもしれない。

潮目を読む、ということなのかも知れないが、大切な局面を嗅ぎ取る嗅覚は絶対に必要なものだ。

そして意志。超えて行くと言う意志。
結局精神論だが、精神はやはり人間を支えていると僕は信じる。
posted by Harvey at 04:32| ニューヨーク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記みたいなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

復讐

僕は基本的には悲観的な言葉を使うけど、本当は楽観的で最後の最後にPOSITIVEに物事を考えられる人間だと思う。

僕はそんな風に前向きに考えられる人間である反面、自分でも呆れるくらい愛憎の濃い人間でもある。

だから、僕は僕の生き方に対して、刃を向けて来た人間は決して許さない。僕の意見や行動に反対されても憎みはしない。喧嘩しても、批判されても、大抵は憎みはしない。でも、僕の生き方の核となる部分、僕が信じる倫理や分別、生きる道の様なものを踏み躙った人間は決して許さない。

だからと言って、僕が僕の信じるこの道を進む限り、僕が物理的に彼らに復讐することは無いだろう。僕にはそんな時間も無ければ、その実行により僕自身に発生するリスクも取りたくないからだ。

これは生き方を貫く闘いであり、これは人生を懸けた闘いである。

2001年のあの日から、僕の心にはヒビが入ったままなのだ。
この裂け目の存在を忘れる時間が少しづつ長くなっているだけなのだ。
この裂け目から僕の心は今も滴り落ちている。
この裂け目から僕の心が今も流れ出ている。
この裂け目が有る限り、僕は満たされることは無い。

僕を切り裂いた彼らに、僕は感謝しなければならないだろう。
有り難う。君達のお陰で僕は死ぬまで闘い続けられる。
僕は永遠に満たされることが無いのだから。
有り難う。君達のお陰で僕は死ぬまで怒りを忘れないで居られる。
僕は永遠にこの痛みを忘れないからだ。

僕は僕の信じる道を行く。
あの日あの場所で決めたからだ。
僕はもう止まったりしない。
僕はもう悩んだりしない。
僕はもう哀しんだりしない。

僕は、ただ、進む。僕の道を、進む。前を向いて、進む。
僕の悲しみなんて塵の様なものだ。でもその塵が、僕を突き動かす。
僕の復讐なんて、塵の様なものだ。

でも、誰にも何も言わせない。僕はこの塵の為に死んでもいい。
人間なんてその程度のモノだ。そういう深い悲しみと諦めもまた、僕の中に流れて居る。
posted by Harvey at 03:15| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 言霊の在処 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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