2009年01月13日

書くという行為

最近全くブログを更新していなかった。
いや、出来なかったとも言えるか。
何れにせよ、そんな時間も無かった。
とは言え、頑張れば書けたかも。
そう、どっちかと言うと書きたいことも沢山あった。
でも、無理してまで書きたいと思わなかった。
生活環境が変わり、日本に戻った。
学生生活が終わり、社会人に戻った。
子供が生まれ、家族が3人になった。
単身赴任になり、また、家族が揃った。
余りにも変化の多いこの半年、僕には不満や鬱屈した思いも勿論あって、書きたいと思うような矛盾を感じることも、怒りを感じることも、面白い話に接する事も多かった。んだけど、ね。

やっぱり忙しいし、ライフスタイルが変わったことが一番かも知れない。
ゆっくり考えてモノを書く時間は減った。その時間は仕事してるし。。。仕事で考えないといけない事も沢山あるから。。。

世の中なかなか難しいけど、別に書くことが全てじゃないし、書くことで自分が時々自分自身を振り返ったり、足元を確かめたり、自分の気持ちをを確認したり、そういう部分でやっぱり書く行為が重要になってくる気がする。特に僕自身にとって。

そういう意味で、細々とここで書き続けることでしょう。

posted by Harvey at 16:07| ニューヨーク 晴れ| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記みたいなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

久々に、夢を見た

夢を見るときは決まってる。
いや、色んな夢を見るのだが、その夢を見るときは決まっている。
その夢は、僕の心の中の消えない澱の様なものの、残滓みたいなもんだろう。
慌しい現実と、新たな環境の中での新たな焦燥と嫌悪感、そして受け容れざるを得ない理不尽な言葉、そういう新しい、心を乱す様な塊は、確かにココにある。
だが、やはりこの残滓を、ワスレテハイケナイ。

そういう風に、僕の中の固いものが囁く。

今の僕の、全てを剥がして行けば、最期に残る核は、あの日、あの頃、固めた決意。その決意の犠牲から生まれた悲しみの残滓。

誰にも解って貰えなくても構わない。
誰にも解って貰う必要は無い。
誰も解って貰える筈が無い。

あの日から、僕の孤独は始まった。だが、実はその前から本当は孤独だった事を今なら理解出来る。これからも孤独だろう。
だが、孤独なんかは怖くない。怖いのは、痛みを忘れることだ。

この痛みだけは、死ぬまで抱きかかえていかないといけない。
それが決意であり、覚悟であり、人生と向かい合う為の装備なのだ。
posted by Harvey at 01:24| ニューヨーク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 言霊の在処 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月24日

垂れ流される情報、そして悲しみだけが積み重なって行く

通り魔事件が起きると、「誰でもよかった」というコメントが垂れ流される。

犯人が判明すると、親を名乗る者がTVに向かって自己弁護を繰り返すか、無意味に自身の不明を嘆く。

報道が一段楽するかしないかの内に、次の不可解な事件が起こる。
メディアの興味は直ぐに次に移り、怖いとか、世の中おかしい、とか、日本の治安は悪くなった、と言う何の解決にも誰の得にもならない無意味な言葉だけがソコに残される。

そして、悲しみだけが積み重なっていくのだ。

ただ、悲しみだけが積み重なっていくのだ。

何故、隣人に暴行された挙句、切り刻まれてトイレに流されねばならないのか。家族の怒りや悲しみは想像を絶する。

何故、ただ道を歩いていて、刺し殺されないといけないのか。ひき殺されるのか。本屋で刺されるのか、駅で刺されるのか。街で刺されるのか。顔見知りのストーカーに撃たれなければならないのか。理不尽が積み重なるこの世界は誰が作ったのか。

誰もが容易に動画を撮れるが故に、衝撃的な犯人の映像が晒される。
警官が訓練を積んだだけの普通の人間であることも晒される。

何をどう怒ればいいのか、それすらよく分からない。
だけど、分かってる事は、社会全体がもっと真剣に教育や道徳、社会と個人の係わり方、雇用の形態、セーフティネットの確保などの色々な事を考えないといけないと言うことだろう。

正社員じゃない人たちが起こした事件だから、雇用の安定性を高める為の法律を作る、と言う短絡的な発想を、日本の政治家は直ぐに抱くが、大きな間違いだし、大きなお世話だ。企業が辛うじて支えている日本経済を、どうする気なのか。もっと真剣に妥協点を探すのか、セーフティーネットを確保するとか、雇用の流動性を高める様な仕組みを作る方が余程大切だ。

クールビズの宣伝に掛けている金額の半分でも、日本人の雇用の流動性を高める為の啓蒙活動に使えばいいのに、とも思う。

だが、いずれにせよ、悲しみが積み重なるこの国に、若者が希望を持てるのか、僕には自信が無い。

通勤列車の中の、死んだ目の、他人に無関心な人々の群れを見るたび、僕は思う。この国には希望が無いのではないか。

生きる、と言うことにもっと真面目に取り組むべきだと、今、心から思う。
posted by Harvey at 00:50| ニューヨーク 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月28日

亡くしたものを取り返しに行こう

失くしたものを取り返しに行こう、と何時も思い立つ。

そしてそれは最早取り返せないものと気付いている自分と向かい合う。

取り返せる訳が無い。それはもうとっくの昔に消えてナクナッタ。

そのナクナッタものを含んでいた筈の僕自身もまた、変質してなくなっていて、ここに居る僕は多分違う僕だし、僕は僕で有る事をやめないままに、僕自身から遠くまで行こう、と決めたんだから。

でもまぁ、やっぱり僕は僕であって、あの頃とは変わらない。
僕を作り上げた土台の部分は変わらない。僕は本質的な部分では変わりたくない。

ただ、遠くに行こうと決めた。
なくしたんじゃない。僕はそれを置いてきた。
いや、むしろ、それをそこに捨ててきたんだ。


僕がなくした沢山のモノ。
僕が捨ててきた沢山のモノ。
僕が大切に抱えていた幾つかのモノ。

失くしたから、得たものがあり、失くしたから、今が有る。
と言うことで、取り返す必要なんて無い。
失くしたことで、それは永遠に僕の中に刻まれる事になったから。

埋まらない喪失感を、新しい希望で埋めて、ただ、走るしかない。
捲土重来、
そういう性分なのがせめてもの救いか。

走る準備は、多分出来てるよ。
posted by Harvey at 16:40| ニューヨーク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 言霊の在処 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月01日

ER体験記@NYC@

ER と言えば、 緊急救命室?だっけ。とにかく、アメリカのドラマが有名ですよね。僕はあんまり興味が無い類のドラマなんでちゃんと見たことは有りませんが。。。

何れにせよ、行って来ましたER。折角行ったので、この貴重な経験を書いておこうと思った次第。ERに行ったけど、ブログを書けるくらいのダメージと言うのがポイントです。

でまぁ、何で行ったかといいますと、金曜日の夜に、例の如くサッカーの試合で人生の諸行無常を吹き飛ばそうと奮闘する僕。そんな僕にダメ押しをするかの様に、競り合いの中で相手DFがクリアしたボールが何故か垂直気味に射出され、真下から僕の左目にヒット。

何ていうか、クリアボールって真上に蹴らないでしょ。競ってたら。しかも結構思いっきり放たれたのが、下から入ったので、思いっきり目にHITしました。

直後左目は完全に視力を失ったのが自分でも分かった。何故ならば10年程前にも、それはフットサルだったんだけど何故かジャンケンで負けて大会の決勝戦なのに後半だけGKをやるハメになった日のこと。ボールに飛び込んだ結果、思いっきりシュートを打たれて右目直撃。昔からリスクを恐れないタイプ(笑)なんで、結構怪我が絶えません。走り高跳びでもマットの無いトコに170センチを跳んだまま落ちたこともありますわ。そういえば。

そんな訳で、経験済みだったので、あぁ、これヤバイわ。取り敢えずトイレで見てみよう、と歩いて交代を申し出て、トイレ行き。取り敢えず自己診断は結構深刻。でも、一応光は見えるから、失明は無いか、と言う判断。取り敢えず試合中にも係わらずそそくさと帰宅した訳です。

で、家で冷やしながらネットで検索。もう金曜の夜中だから、医者の友人も寝てるし取り敢えずリサーチくらいしか出来ないと言うことで調査。その結果、結構ヤバイかも、と焦り始める。症状が網膜剥離の初期症状に酷似してたりする。。。

そんな訳ですが、取り敢えず夜中なんで、まぁ、平気だろ、結構悪運強いし、と開き直ってベッドに入ったのでした。。。

と言うことでERに辿り着かないままに@は終わります。続きは近いうち。
posted by Harvey at 17:32| ニューヨーク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記みたいなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

タタのジャガー、ランドローバー買収に思う

ジャガーとランドローバー。
何れも結構、憧れの車だったりする。
まぁ、僕自身はジャガーはちょっと遠慮したいとは思ってる。何故かと言うと上手く説明出来ないが、ジャガーはちょっとキザ過ぎる。

いや、格好良く乗るとキザ過ぎて、格好悪く乗ってる人の場合は単なる成金でダサ過ぎる。僕は勿論成金ではない(そもそも金が無い)のだが、無理して買って格好悪くって、成金っぽく見えるのなんて絶対にイヤである。

ランドローバーは何ていうか、イメージ的には軍用車で止まっちゃってるんだけど、ごつくて渋い4輪駆動という感じ。まぁゴツクなくって渋くない4輪駆動ってどんなのよ?と言う疑問も有るが・・・。
でも、個人的にはメルセデス・ベンツのウニモグこそが、憧れの4輪駆動な僕としては、ローバーはソコまで魅力的でもないかも。まぁ、判断の基準がエリア88と言う愛すべきマンガに引き摺られていることは最早止むを得ないのですが。

それはともかく、そんなジャガーとランドローバー、最近は米フォードの傘下にあったそうですが、この度なんとインド最強の巨大財閥タタさんに買われたとの報を聞き、微妙なショックを受けた訳です。

まぁ、ロックフェラーセンターのビル群を日本資本に買い漁られた時の米人のショックに比べれば、まさに蚊に刺されたほどでも無いと言うか、他人の話なんでどうでもいいんですが、しかし驚きますね。買ったのがTOYOTAでもなく、BMWでもVWない辺りに。まぁ、Competitorに売らなかったと言う判断なのか、純粋に高値を付けてくれたのがタタだったのか。どうなんでしょうね。

しかしまぁ、ジャガーとランドローバーのブランド価値が落ちるのは避けられないでしょう。

つまらない話ですが、IBMのTHINK PADがレノボのTHINK PADになって、中身はきっと変わらないのだろうけど、やっぱりちょっと中国系だしよっぽど格好良くなかったらファーストチョイスにはならないな、と言う感覚がどうしてもあったりしたので。

ジャガーがインド資本と思うと、ちょっとしょげる。
世界中でどれくらいの人がそう感じるか、僕には分からないし、ジャガーやランドローバーと言うブランドは勿論維持するだろうから、関係ないと考える人にとっては関係が無いとは思う。でも、どうだろうね。

と言うことで、今後のジャガーに特に注目したいと思いました。
まぁ、僕はジャガーはもう買いません。いや、元々買えないんだが。将来の乗りたい車リストから落とします。何となく。

憧れとは常にPerfect Worldを追うモノなのです。。。
posted by Harvey at 17:03| ニューヨーク 晴れ| Comment(0) | TrackBack(1) | 時事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月14日

ドル安?円高?ってか、100円切るの??!

ロイターより
急激な為替の変動はどんな場合でも好ましくない=大田担当相
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30827820080314?feedType=RSS&feedName=topNews


あと、2008-03-14 Morningの「N I K K E I −g o o 日経ニュースメール」より以下抜粋
┏━━市況━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ◆NY円相場、100円60―70銭
  13日のニューヨーク外国為替市場の円相場は前日比1円10銭円高・ドル安
 の1ドル=100円60―70銭。
┏━━トップニュース━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ◆円相場、一時99円台・95年10月以来の円高水準に
  円相場が12年ぶりに1ドル=100円の大台を突破した。13日の欧州外国為替市場
 で一時1ドル=99円77銭まで上昇し、1995年10月以来、12年5カ月ぶりの円高・ド
 ル安水準をつけた。米欧などの金融当局は資金供給の協調行動に踏み切ったばか
 りだが、米景気の後退懸念が強く、ドル相場は全面安の様相を呈している。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




と言うことで、1、2年前には1ドルが100円切る日がこんな早く来るとは全く思ってなかった。非常に衝撃的な動きですね。
まぁ、ちょっとスポット的な下げで、これからずっとこのレンジと言う訳ではないみたいだけど。僕も細かくWatchしてる訳では勿論無いので今後の動きなぞ予想もつきません。ただ、地合いはやはり円高と言うか、ドル安にならざるを得ないのかもね。暫くの間は。ただ、この暫くの間、と言う期間が最近ドンドン短くなってるのが怖いところですが。

NYだけを見ていると、確かにWall街では厳しい動きがあり、何となく不景気っぽい顔も増えてはいると思うけど、知り合いがレイオフされたケースは今のところないし、まぁ大学院の同級生が金融系に就職するのにかなり環境が厳しいと伝え聞く、と言うくらいだろうか。5番街の店は繁盛してるし(まぁニューヨーカー以外が買っているという説も濃厚)、米景気の交代懸念は肌感覚ではまだもうちょいと言う感じではあるが・・・。

ただ、ブッシュのオッサンの発言や原油高やらその他諸々を考えていくと、明るい要素はアメリカ人の気質くらいかも。と思ったり。いや、ロシアと中東の富豪。中国人の中途半端リッチ層が、NYクラスの観光エリアなら買い支えてくれるのかも。

日銀総裁すら決められない様な国に投資家が集まる道理はないので、ますます日本市場は弱まり、株価は世界的には割安化し、日系企業に頼りっきりの日系メガバンクは勿論上昇せず・・・と言う、とっても楽しくないNegative Spiralが見えそうで不愉快。

権力は中から腐る。腐り落ちるなら可及的早期に願います。

ほんと、何したいのさ?と思ってしまうんだが、それは僕が子供だからか。
posted by Harvey at 14:04| ニューヨーク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月11日

免疫低下中

今年のNYの天候は何だか酷い。

寒くなったり暖かくなったり。
変に温い日が多いので、雪じゃなくって雨が多い。
まぁそもそももう3月だから雪は降らなくってもおかしくないのだが、今日の気温は零度前後だから、やっぱり寒い。しかもこの2日ほど風が異常に強い。

雨が降る日は変に暖かく、晴れた日はクソ寒い。

お陰様で風邪を引きかけました・・・。何とか今持ち直してるので治るといいけど。。。この冬はもう4回目くらいの風邪。僕ってこんなに弱かったっけ・・・と思うほどですが、気温の上下動に非常に弱いのは昔からなのでしょうがないか・・・。

しかしとにかく、今年のNYの気候はちょっと変な気がする。
いや、去年は暖かかったからそれも変なのか。。。。
そもそも気温が高いとか低いとか、数百年単位で見たらどうって事のない変化かも知れなくって、人間の小ささを感じます。が、自分にとっては数年のサイクルが全てだ!!それが人間の定規だ!!と主張してみます。

とにかく、そろそろ足の骨の欠片もなりを潜めたようなので、サッカー再開と行きたい!!切望!!
posted by Harvey at 10:07| ニューヨーク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記みたいなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月07日

森山泰行がJに帰ってきた・・・とこから中田英寿への想いまで・・・

と言う記事をスポーツナビで読んで、色々と考えてしまった。
1969年生まれ、38歳。帝京高校⇒順天堂大学⇒名古屋グランパス、この後の彼の動きはめまぐるしく、正直言ってちゃんと把握してはいなかった。

ただ、彼がグランパスにいた時代、グランパスは現在アーセナルを率いるベンゲル監督の下で、とても輝いていた。ストイコビッチが主役だったのは疑いの無い事実だが、その他にも小倉、平野、岡山、トーレス、浅野、小川にGKの伊藤、大岩、望月などなど、魅力的な選手が沢山居て、本当に面白いチームだった。まぁ当時のJでは猛烈に輝いていた、と言うことだけど。そのチームの中で森山もまた切り札的に一際光を放つ存在だったと記憶している。

そんな森山が引退したとどっかで読んで、そうかー、寂しいなぁ・・・とかんじた記憶が有るんだが、なんと復活してFC岐阜に居るとのこと。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/column/200803/at00016520.html

彼のコメントを読んで思うのは、年齢を重ねて人は変っていくし、成長して行くんだなと言うこと。何ていうか、Positiveに年齢を重ねていくことの素晴らしさ、そういう生き方が世界にどんな力を与えるか、そういうことについて考えさせられる。

そしてやっぱりサッカー選手はサッカーを愛していて欲しい。愚直でも、サッカー選手はサッカーに係わる形で世界にPositiveな影響を与えて欲しい。と、つくづく思う。

カズやゴンも、最盛期はとうに超えたが今もまだその生き方を我々に魅せてくれている。そういうスポーツ選手の直向さと言うのは、やはり心に沁みるのである。それはプロで有るが故の限界と闘い続けると言う直向さであり、同時にプロで有るが故に自分の商品価値を理解しチームやサッカー界の為に何が出来るか、挑戦し続ける姿勢でもあると思う。

野球界にも勿論そういう生き方を選んでいる人は居るし、他のスポーツ界にも居ると思うので、これはサッカー界特有のことじゃないけど、それでもやはりサッカー界ではこういう選手の生き様の多様化が凄く進んできている気がする。福田健二の行き方しかり、広山望も鈴木隆行も。

話がいきなり中田英寿に移るけど、やっぱりそういうときに思いが言ってしまうのが中田のこと。彼が賢いのも分かるし、期間限定の美しさと言うのも分かるんだけど、あのタイミングが本当に彼の引退のベストだったとは思えないんだよね・・・。
彼の選手時代の功績を何一つ傷つけるものではないのだけど、すっぱりサッカーと縁を切って、自由人を気取っている様に見える今の彼を僕はあまり好きになれない。まぁそんなの彼の勝手だからいいんだけど。
大好きな選手だったが故に、サッカーを簡単に捨ててしまったことが悲しいのだと思う。まるで僕自身が、一ファンとしての僕自身が、捨てられてしまった様な、そういう喪失感が反感に変わってしまうということなんだと思う。

サッカー選手がサッカーをやめたらただの人。

そういう風に彼のことを評してしまう自分がいる。これはとても寂しいことだ・・・。うーーん。
posted by Harvey at 10:00| ニューヨーク 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | サッカーにまつわること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月03日

Flashback、多摩堤通りを北へ

それはかつてのお決まりのコース。
裏道を駆使して教習所の横から多摩堤通りへ。
そして多摩堤を下りガス橋を渡る。
帰り道はその逆で。多摩堤を北へ。北へ。

喪ったものはもう戻らない。
選んだならばもう選び直せない。
人生が選択の連続であるが故に、その選択こそが人生だ。
多くの場合本当に欲しいもの両方は選べない。
道が二つに分かれているのだから、僕は両方には行けない。

護りたいものと護れるものが同じとは限らない。

出来ることと、やりたいことが同じとも限らない。

本当に欲しいものと本当に大事なものが同じなんて都合のいいこともあまり無い。

全てをやると誓うことは独りならば可能。
だが、独りで生きると言うことはそもそも不可能。

僕は選んだ。にも係わらず取り戻しに走った。

そして知った。
人の心は一所に留まらない。

そして理解した。
無邪気に欲望のまま選ぶことの罪。

そして呑み込んだ。
誰も僕を救えない。救えるのは僕自身だけだからだ。
僕は僕の方法で生きるしかない。孤独だけが僕を強くするからだ。

爛れたままの心で走る真夜中の多摩堤は静かだった。
ハンドルを握る手に力など無く。
煙草を咥えたままの横っ面に生気など無く。

目線漂う中空に、ただ、彼方の対向車の白い明り。遥か彼方の先行車の赤い瞬き。
無間と思える一本道は僅か15分余り。
悲劇的な曲ですら、自分の苦しみには遥かに及ばない。そんな夜。

アクセルを踏んで、空虚な胸の穴を埋める。
空しい夜。そしてただ、夜の街を走る。




時間は経った。だが、結論など無い。答など無い。有るのはただ、積み重ねる日々と、既成事実の様に気が付けばそこにある、夢や目標と言う名の束縛だ。

だが、その束縛こそが、あの夜に僕が呑み込んだもの。
僕が選んだとても大切なものだ。

そう、
人間はそうとでも信じなければ生きて行けない生き物でもある。

そして僕は、
人間で有る事を止めるわけにはいかない。
posted by Harvey at 10:32| ニューヨーク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 言霊の在処 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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